子どもの発育発達にはある程度の順序があります。成長には単純に、身体が大きくなっていくだけでなく、神経系などの身体の内側の発育も起こります。これらの発育に順序性があることを示したものが
スキャモンの発育曲線です。
図のように神経系は5歳くらいの頃にはもうすでに80%に達するとされています。
神経系とは脳や脊髄といった中枢神経や、視覚と中枢神経のリンクなど、運動神経や運動能力の発達にも大きく影響する分野であると
言われています。
さらに、年長~小学3年生までの年代は、プレ・ゴールデンエイジと言われ神経系の発達が大きい時期です。
様々なものに興味を持ち、走る・投げる・跳ぶなどの基本動作や球技等の集団性・チーム性のある動きの中から、神経回路が徐々に完成へと近づいていく時期と言われています。