ボール種目や走る種目を得意にする「新感覚の体育フォローアップ」
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花アイコン運動神経を鍛えて、もっと運動を楽しく
一般に、スポーツ選手について「あの選手は身のこなしがよく、運動神経が優れている」とか、「状況判断がいい」「ボールさばきがうまい」といった表現をします。
このような人たちの動きに隠されているのが「コオーディネーション能力」であり、この能力を高めようとするのが「コオーディネーショントレーニング」です。
コオーディネーション能力とは、状況を目や耳など五感で察知し、それを頭で判断し、具体的に筋肉を動かすといった一連の過程をスムーズに行う能力をいいます。専門的な技術を覚えるにあたっての、前提条件(レディネス)ともいうべき動きづくりと深く関わりあっています。第一線で活躍する競技者には、もともとこのコオーディネーション能力の高い人が多く、彼ら、彼女らの大半は、子どものころに人一倍さまざまな遊びを体験していることが指摘されています。
運動神経を鍛えて、もっと運動を楽しく
コオーディネーショントレーニングは神経系に働きかけます!
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花アイコン10歳までに95%の神経系が発達します!
ひとは生まれてから身体が大きく成長していきますが、その成長具合をグラフで示したものがスキャモンの発育曲線です。
20歳の発育量を100%としたときの成長パターンを4つに分類してグラフに表しています。
コオーディネーショントレーニングでは、このうち神経系型の成長に深くかかわってきます。
10歳までに95%の神経系が発達します!
一般型
一般型は身長・体重や肝臓、腎臓などの胸腹部臓器の発育を示します。特徴は乳幼児期まで急速に発達し、その後は次第に緩やかになり、二次性徴が出現し始める思春期に再び急激に発達します。思春期以降に再び発育のスパートがみられ大人のレベルに達します。
神経系型
器用さやリズム感をになう神経系の発達は脳の重量や頭囲で計ります。出生直後から急激に発達し、4~5歳までには成人の80%程度(6歳で90%)に達します。
リンパ系型
リンパ系型は免疫力を向上させる扁桃、リンパ節などのリンパ組織の発達です。生後から12~13歳までにかけて急激に成長し、大人のレベルを超えますが、思春期すぎから大人のレベルに戻ります。
生殖器系型
生殖器系型は男児の陰茎・睾丸、女児の卵巣・子宮などの発育です。小学校前半までは、わずかに成長するだけですが、14歳あたりから急激に発達します。生殖器系の発達で男性ホルモンや女性ホルモンなどの性ホルモンの分泌も多くなります。

器用な動きづくりをし、運動神経を育てることにフォーカスします。

花アイコン運動神経の伝達を早めることで、動きがスムーズに
神経系についてさらに詳しく見ていきます。
神経は脳に情報を送る感覚神経と脳からの命令を身体に伝える運動神経に分かれます。 脳でイメージした動きを身体が正確に再現するには運動神経が重要になります。
コオーディネーショントレーニングでは運動神経を鍛えることで脳からの命令を素早く身体に伝えられるようになり、「思ったように体が動く」事が体感できるようにしていきます。
運動神経の伝達を早めることで、動きがスムーズに
覚神経
以下の五感により判断されたものを脊髄や脳に伝えていく神経。
  • 視覚
  • 聴覚
  • 嗅覚
  • 味覚
  • 触覚
動神経
以下の運動の五感によって、脊髄や脳に伝えられた情報を、脳やせき髄で判断を下された動きを手や足などの筋肉に伝えていく神経。
  • 知覚
  • 聴覚
  • 筋感覚
  • 皮膚感覚
  • 平衡感覚
花アイコンコオーディネーショントレーニングで鍛えられる7つの能力
コオーディネーショントレーニングで鍛えられる7つの能力
位能力
相手やボールなどと自分の位置関係を性格に把握する能力
  • 状況把握
  • 距離感
  • 空間認知
ズム能力
動きをまねしたり、イメージを表現する能力
  • テンポ
  • タイミング
応能力
合図に素早く正確に対応できる能力
  • 単純反応
  • 選択反応
ランス能力
不安定な体幹でも動きを継続する能力
  • 静かな・動的
  • 重心の移動
結能力
関節や筋肉の動きをタイミングよく同調させる能力
  • 体幹の使い方
  • 運動の局面
  • なめらかな動き
換能力
状況に合わせて、素早く動作を切り替える能力
  • フェイント
  • スイッチのオン・オフ
化能力
手や足・用具等を精密に操作する能力
  • ハンドアイ
  • フィットアイコオーディネーション
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